北海道行き当たりばっ旅(2020年06月18日〜)
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7月01日(14日目)
月初は定例の仕事がいくつか控えているので、朝からクルマの中で仕事対応。夜半からずっと雨だったし止む気配も無いしちょうどいい…そう割り切ろう。

午後3時、仕事から解放された時には今朝よりひどい雨模様になっていた。こんな時は無理して山には入らない。もうクマに会うのはゴメンだ。

地図を眺めながら、ふと思い立ったように厚岸へ移動することに決める。
なんで厚岸か確たる理由はないが、霧多布周辺にはどんな川が流れているのか気になっていたので、とりあえず次の目的地を厚岸に決めた。

午後4時、羅臼の道の駅を出発。
しばらく海岸線を走り、標津から内陸に入って間もなく、これまでに無い妙な孤独感に苛まれ始める。これまでも寂しい道は沢山走って来たハズだが…
だんだん薄暗くなって来て、たそがれ時が後押ししたのかもしれない。一帯の雰囲気が物悲しく心細い。 定規で引かれたように真っ直ぐな道をひたすら先に進むのみ。原野、湿原、森の中に引かれた直線の道路をジグザグに進むのみ。
行けども行けども民家が現れない。対向車とすれ違う事もない。携帯は圏外…圏外!?あわわ……
「18キロ先を右ほーこー」とか「7キロ先、道道〇号線を左へ」なんてカーナビから発せられる無機質な音声が、なお一層寂しさをあおる。とほほ…
1時間強、そんな状況から脱して厚岸近くで牧場が見えた時はホッとした。

厚岸の北部に広がる別寒辺牛(べかんべうし)湿原を含めた根釧原野は、とにかく広大な地域である。

本日は道の駅厚岸グルメパークで車中泊。

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