北海道行き当たりばっ旅 2021夏
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6月27日(4日目)


早朝5時。朝日で目が覚める。
今日の行き先は、今回の釣行目的の1つでもあった戸蔦別川での釣りに決めて、6時前に大樹町の道の駅を出発。

戸蔦別川の上流までは大樹町から約70キロ、2時間弱の距離。
期待に胸を躍らせていざ現地に到着してみると、わわわっ?入渓ポイントに決めていた橋下の淵に、なななんと人がいるではないか!
うっそでしょー?
今日は平日じゃなかったっけ?考えてみたら日曜日だった…トホホ。
仕方なく、その少し下流から入渓しようと斜面を降り始めたら、なんと下にも人が…
マジか…
挨拶程度に少し会話を交わした後、この先の上流へ向けてクルマを走らせるが、終点が近い林道は整備されなくなって久しいのか、ギリギリに狭まった道幅を強引に突き進む。
途中1〜2台の車が待避所に停まっていたので、さらに奥に進むとじきに道は行き止まり。
車を停めて渓への降り口を探すが、辺りはクマザサが深く川までの道など皆無。仕方なく意を決してクマザサをラッセルしながら強引に川へ降りると、なんとそこにも人が…
すでに釣り終わったらしく、上流から下流へ戻ってくる最中だったようだ。
トホホ…
いくつか会話を交わすが、川を挟んで対岸同士でのやり取りなので、お互い全く何言ってるのかわからない…
必殺ボディランゲージで「ワタシはこのすぐ上までしか入っていないから、その先からどーぞ。」と言ったのだろうと勝手に解釈。

ゼスチャーの通りに言われた辺りから多少釣り上がってみたが全くダメ。さっきの解釈間違ったか…

【戸蔦別川(とったべつがわ)・支流】


日曜日の戸蔦別川ってすごいなあ…この川がこんなに人気河川だとは思わなかった。
戸蔦別川の中流部には、戸蔦別ヒュッテという山小屋が林道脇の草むらにひっそりと佇んでいる。調べると幌尻岳へ向かう登山客が利用する小屋らしい。
ちょうどこの戸蔦別ヒュッテの脇を戸蔦別川の支流が流れており、本日の本流筋は上述の通り釣りにならないので、この支流に期待したが残念ながらここもダメ…

もう今日は期待出来ないかもなぁと思いながら今来た林道を戻り始めてまもなく、小さな小さなションベン沢が本流に流れ込んでいた。
体中クモの巣だらけにしながら小川みたいな沢を釣り上がるなんて事は日常なので、チョイと様子を見てみるかといざ入渓。 岩清水に毛の生えたような流れの小渓流だけあって、誰も相手にしない沢に足跡は皆無。この判断が当たってしまって、オショロコマが釣れるわ釣れるわ!

【野塚川】


この後、野塚川へ移動。中流に位置する取水施設から入渓。
と、釣れる魚はどれも細かいが、かなりの数のヤマメが釣れた。1尾もイワナの釣果は無かった。野塚川はヤマメの川か。

帰りに忠類の道の駅にある温泉によって3日ぶりに汗を流す。久しぶりの風呂は何という爽快感!めっちゃ気持ちいー!

夕方5時、中札内の道の駅に到着。
隣に停まった軽バンから降りてきた男性としばらく立ち話をする。福岡を出発して日本一周している最中なのだそうだ。走行距離を訪ねたら、分かりません…だそうな。
にしても軽自動車で日本一周なんてすごいなぁ。

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