北海道行き当たりばっ旅 2021夏
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7月15日(22日目)
【東大沼キャンプ場】
9時40分出発。
昨日、最初に向かおうとしていたキャンプ場の途中で見つけた鳥崎川が気になっていたので、本日は先ずそこへ向かう。
現地に着いて見ると、あっちにもこっちにもクルマが停まっていて、実際に釣り人の姿もかなり目立つ。 今日は週末では無くまだ木曜日。平日にこの賑わいって事は、ここは地元でも人気のフィールドなのだろうか。

入渓ポイントから30分ほど釣り上がった先の小さな堰堤下でヒット。ロッドがぐわんと曲がり、久しぶりに重たい手応えを身体で感じる。
やった!と思った瞬間、沈んだ針金に根がかりし、あっという間にジ・エンド。大物を取り逃した…
なんかさ、こんな事ばっかやってんだよな、オレ。

気を取り直して場所を移動。
入渓者が多いので人が入らなそうな場所を選び、ヤブ漕ぎしながら川に入る。
小さなポイントにフライを投入。
特別っでわけじゃ無くて、どちらかと言えばどこにでもある様な至ってふつーのポイント。
通常通りの反応。通常通りのアワセ。
で、通常通りにヒット。
んんん?をををー???何?重い…重たいぞ!すげー重いぞっ!!!…何?この魚。

寄せると体色がなんとなく緑褐色に黄色が混ざり、一瞬大きなニゴイでも掛かったのかと思ったが、近くに寄せると明らかに体型がイワナ。ああ???うっそぉ?
こんなつまんねーポイントから、こんな大物が?
かなりアセる。
あぁもう少し…もう少しでネットに入る………と思ったら、パツンとラインが切れてジ・エンド。
またかいな………

まさかあんな大きのがこんな小さな渓流にいるなどとは夢にも思ってないから、ラインシステムは5xリーダーにティペットも5xだった。これでは無理だ…
かんぺき油断していた。

堂々と出来ない禁漁河川で大物を釣り上げるわ、堂々と釣ってよい河川ではことごとくバラすし、何やってんだろうなぁ、オレ。
大きな閉塞感にさいなまれて、心底落ち込んでしまった。もう今日は釣りやめた。

【森のスーパーで買ったおつとめ品】
こじんまりした地元のスーパーに立ち寄り、晩メシの買い出しをと思ったら、陳列棚には見切り品しか置いてないってどーゆーことよ?まぁ、言っても仕方無いのでめぼしいものだけ購入。
なんか今日は何やってもダメな日だなぁ。

ここ森から20km程離れたところに濁川温泉なる温浴施設があるらしいので、まずはそこまで移動。
来てみると「今日は掃除のためお休みします」だそうな。
こういう事は前もってネットに載せとけよ。
なんか今日は何やってもダメな日だなぁ。

場所を八雲温泉に変える。
温泉でリフレッシュすれば少しはあの逃した大物の事も忘れられるかと思ったのに、湯に浸かるとあのシーンがマジマジと思い出されてきて悔しさがこみ上げてくる。
風呂場に自分しかいないことをいいことに、両手で湯をバンバン叩く。くっそぉ…

キャンプ場を検索すると、近場にもいくつかあるようなのだが、寝るために一晩駐車場を利用するだけで5000円も払うのは対価に見合わない。
洞爺湖まで移動すれば湖畔にいくつか適当なものがあるようなので、本日の宿泊先を仲洞爺キャンプ場に決める。
現在15時半過ぎ。チェックインは17時らしいのだが、距離はここから130kmもある。なんとかクローズする前に到着したいところだが、タイムリミットまで1時間半も無い。移動できるだろうか…
まぁ考えていても仕方ないので、とりあえず出発。
高速を使い、飛ばしに飛ばして17時の2分程前に無事到着。既に係員のおじさん2人がゲートを締め始めていたところを入場させて頂く。
滑り込みセーフである。
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